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川崎市退職校長会 会長挨拶 (2024.8.28更新)

 川崎市の誇り連合研修会 あいさつ(令和6年8月24日)
 ~子ども達に笑顔を実感できる学校作りを~ 
             川崎市退職校長会 会長 簗部敬彦
皆様こんにちは 
地震、台風、猛暑、さらにオリンピックに高校野球と何かと忙しい夏休みだったかと思います。そんな中でしたが本日は小学校長会・中学校長会・高等学校長会・特別支援学校長会と学校管理職組合・教職員組合4校種、2団体でそれぞれの立場でリーダーシップを取られている皆様大勢ご出席をいただきありがとうございます。この機会がお互いに情報を共有し合い交流の場になっていただけたら嬉しく思います。また、本日は大変お忙しい中、教育委員会より学校職員部担当部長 鈴木克彦様にご出席をいただいております。ありがとうございます。

話しは少し前に戻りますが、相模原の障害者施設津久井やまゆり園の殺傷事件から8年の歳月が流れました。8年前の7月26日入所者19人が殺害され職員を含む26人が重軽傷を負うという痛ましいという次元をはるかに超えたショッキングなニュースが飛び込んできました。今年も名前が刻まれている鎮魂のモニュメントに花を手向け、悼んでいる方々大勢おりました。白い花から少しでも明るい気持ちになれるようひまわりの花に変えたそうです。忘れてはいけないまた忘れられない悲しい事件でした。この時期になると思い出します。

さて、これから報告があろうかと思いますがいつの時代も学校経営に関する課題は多くありました。しかし、昨今の課題はかつてには考えたこともなかった内容が多く見られ日々教育最前線で学校経営に専心されている現役の皆様のご苦労を拝察しております。一方退職者の私たちに目を向けますと、退職後の生き方や年齢も違いますがまだまだ現役のような若さで活躍をしている方大勢おられます。現役のみなさんと退職者の私たち、分ければこうなりますが。現役のみなさんもやがて退職されます。
共通していること、それは私たちみんな川崎で出会い「子ども達に笑顔」を実感できる学校作りを目指して取り組んできた仲間であったということです。先輩から学び仲間から助けられ川崎で育ちあってきた仲間です。川崎で今こうして行政も交え4校種2団体が一堂に会しこのような会ができることこれは川崎市の誇りでもあります。課題はその時代を反映しています。こういう時だからこそ不易流行の心を持って校種間の連携と学校間の情報交換を密にして「子どもたちに笑顔を」を実感できる学校作りを今までと同じように前を見て取り組んで下さい。情報共有はお互いに励みになります。退職校長会としても良き応援者良き理解者として歩みを共にしながら前に進みたいと思います。
本日は午後にまでわたりますがどうぞよろしくお願いします。

   第62回定期総会挨拶 (令和6年4月20日(土))
   温故知新の心で気持を新たに
             川崎市退職校長会 会長 簗部敬

 こんにちは。ただいま昨年1年間で亡くなられた25名の方々のご冥福を祈り黙祷をいただきました。先達の皆さん方の力と汗と和で築かれてきたおかげで今があることに後を受け継いでいる私たちは感謝しまた敬意を表させていただきました。たお、ご遺族の皆様からご丁寧なお手紙をいただくなど恐縮もしているところです。そして長寿慶祝者の皆様、上寿、卒寿、傘寿、古希と78名に及びます。おめでとうございます。本日は大勢のご出席をいただきお礼を申し上げます。また、能登半島地震、東日本大地震、熊本地震、阪神淡路大地震にある通り、天災に対しては、人間の力の限界を痛感させられます。ただ、被災された方々が立ち直ろうとする不屈の精神や支援をする多くの人たちの活動は、人間の持つ力、特に協力や連携のすばらしさに大いなる感動を覚えます。被災者の皆様には心からお見舞いを申し上げます。

 さて、昨年は諸活動が停滞することなく実施されました。幹事の皆様、常任幹事の皆様、会員の皆様年間を通しての変わらぬご理解と協力に心からお礼を申し上げます。また大変お忙しい中を教育委員会より学校教育担当部長 植村浩之様、県連合退職校長会会長 川端重義様はじめ各校種の皆様、組織の代表の方々のご臨席をいただき総会が開かれますこと会員を代表いたしましてお礼を申し上げます。

 ご存じの通り近年の社会状況とりわけ経済状況は諸物価の値上がり等大きな転換期に入っております。退職校長会としてもその波の中で大きな課題に直面をしております。この大きな転換期を迎えている今、将来を見据えて「改善すべきところはまずやってみよう」「まず試してみよう」「問題があるなら考え直そう」温故知新の心を持って活動を進めてまいりたいと役員一同気持を新たにしているところです。どうぞよろしくお願いいたします。

 話は変わりまして、ご存じの川崎郷土市民劇「100年への贈り物」5月公演。川崎市初代市長石井泰助が私財を投げうって浄水場設置や工場誘致等々激動の歴史の中で現在の川崎市があるのです。川崎市に関わってきた私たちは必ず見なければならない作品です。チケット買い忘れている方いませんか。まだの方、私かあるいは前にいる役員のどなたにでも声をかけてください。よろしくお願いします。。

 さて、最後になりましたが教育最前線で日々ご苦労をされている 小・中・高等学校長会・特別支援学校長会でリーダーシップをとっておられる皆様、教育界も何かと課題が山積しているような昨今です。川崎の「子ども達の笑顔」のためにも各校また各校種との連携・情報交換を密にして「学校が楽しい」と思える学校作りを今までと同じように目指してください。退職校長会としても良き理解者良き応援者としてお手伝いをさせていただくことを申し上げて挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いします。

   片山世紀雄氏川崎市文化賞を祝う会 挨拶 (令和6年2月14日)
   伴侶である奥様を讃える
             川崎市退職校長会 会長 簗部敬

 今晩は、1月の新年の集いには4年ぶりの開催にも関わらず大勢のご出席をいただきありがとうございました。それから1カ月が経ちました。本日の会は片山先生と特にかかわりの深い方々を中心に案内を出させていただきました。心からお祝いをしていただける方にご出席をいただきこのように盛大に開催されますこと本当にうれしく思います。また各校種、組織の代表の方にご来賓としておいでいただいております。ありがとうございます。
 片山先生の文化賞に関わる功績についてはしおりをみていただき、またお祝いの言葉のなかでもあろうかと思います。私は別な視点でお話をさせていただきます。

 1年に1・2度ですが近所(新丸子)の花屋さんで花束を購入することがあります。花を注文して待っている間にその花屋さんに貼られてある標語が目に入りました。それをメモして今はしっかりと覚えています。「花は恋人」という言葉があり 続いて「花びらのように散りゆく中で 夢みたいにあなたと出会えた奇跡 愛し合ってケンカしていろいろな壁を乗り越えて生まれ変わってもあなたのそばで花になる。」という内容です。

 実は退職後ですが片山先生と教育活動総合サポートセンターで8年間一緒に仕事をしていた時期があります。サポートセンターは先日設立20周年の研究報告また式典・祝賀会を盛大に行いました。そのサポートセンターでいつものように過ぎるお昼の時間での事です。片山先生のお弁当はいつもほかほかなごはんに 添えられてある肉や野菜など栄養面にも配慮されそれはおいしそうなお弁当でした。その弁当を当たり前のように堂々と食べているのです。奥様の弁当を夫が当たり前のように食べる何も問題があるわけではありませんが いつものように過ぎる当然のお昼の時間ですが、サポートセンターでは「よしこ」さんのお弁当と語り草になりました。このお昼のお弁当と先ほど紹介をした花は恋人と重なるのです。花びらのように散りゆく中で 夢みたいにあなたと出会えた奇跡 愛し合ってケンカしていろいろな壁を乗り越えて生まれ変わってもあなたのそばで花になる。

 川崎市文化賞という名誉ある賞は伴侶である良子さんのきめ細やかな献身的な愛の賜物であります。本日お配りした「しおり」も花でいっぱいです。このしおりにある花は川崎の花つつじではありません。「よしこ」という名の花です。伴侶である片山先生を前から横から背中から包み込んでいます。片山先生、そして「よしこ」さんおめでとうございます。
 本日の会が旧交を温める場、明日からの活力の場になっていただければ幸いです。
 発起人を代表しての挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いします。

   令和6年  新年の集い 挨拶
   ~みんなで奮い立つ年災いを絶つ年に~
             川崎市退職校長会 会長 簗部敬

 辰年に年が改まりました。明けましておめでとうございます。
 能登沖を震源とする地震から10日余りが過ぎました。人命救助と支援。一日も早い復旧を願いながらの日々でしたが。先日の川崎市賀詞交歓会において福田市長より医師・消防車・物資等々出来るだけのことをしているという挨拶を聞き心が軽くなりました。また本日の新聞で住宅提供の報道がありました。今後、個人として何ができるか支援の在り方を考えていきたいと思っております。
 そういう大変お忙しい中、伊藤副市長様・小田嶋教育長様初め各校種の皆様、組織の代表の方々のご臨席をいただきこのように盛大に新年の集いができますこと842名の会員を代表しましてお礼を申し上げます。ありがとうございます。人生山あり谷あり福があり、福田市長にもよろしくお伝えください。

 さて、令和5年はある意味で記録と記憶に残る年だったかと思います。コロナの感染防止対策が4年ぶりに緩和され、経済活動も動き出し社会に活気が戻ってきた年でもありました。一方では最高気温や真夏日の日数を塗り替えた記録的な酷暑の夏でもありました。さらに世界は混沌としており先の見えない深い霧の海を進む船のように、将来を見通すことが難しくまた厳しい状況にあります。それだけに私たちは今結束が大切かとおもいます。変えるべきことは変える努力をする、充実するべきことは充実する努力をする。そして、川崎市で助け合い支えあった仲間として今まで以上に前向き取り組んで行く必要があろうかと思います。みんなで奮い立つ年みんなで災いを絶つ年にと願っております。

 令和6年に話を進めます。私たちの仲間であります「教育活動総合サポートセンター」が設立20周年を迎えその準備をしているところです。さらに今年は川崎市政100周年を迎える年でもあります。川崎市として様々な立場から市制100周年を祝う取り組みが計画されております。その一つに小川信夫先生作、第9回川崎郷土・市民劇、川崎市誕生物語「100年への贈り物」が5月に公演予定です。私たちは会員を含めご家族お揃いで川崎市市政100周年を盛り上げていきたいと思います。
 私ども退職校長会も昨年60周年の節目を迎えた年でもありました。また、私たちの顧問であります片山世紀雄氏が川崎市文化賞を受賞されるなどうれしいニュースもありました。

 最期になってしまいましたが小・中・高・特別支援学校長会でリーダーシップとっておられる役員の皆様、日々本当にご苦労様です。日本の学校教育が大きな転換期を迎えるこのとき改めて「学校を元気にする」「教員を元気にする」ことが大事だと考えます。教員を元気にすることは児童生徒の充実した学校生活に直接繋がります。川崎市校長が一致協力し学校経営の充実に努められていることに対し、また各学校の教職員が献身的に教育活動を展開されていることに敬意を表します。今後とも行政とより一層の連携のなかで川崎市教育充実発展のためよろしくお願いします。退職校長会としてもよき理解者よき応援団として邪魔にならない程度にお手伝いをさせていただくことを申し上げて挨拶に変えさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。

 

                   川崎市退職校長会 会長 簗部敬彦
       「川崎市の誇り連合研修会」(8/19「連合研修会」に寄せて)
 皆様こんにちは
 本日は猛暑の中、足をお運びいただきましてありがとうございます。
 「連合研修会」は、3年度4年度は書面での開催でしたので対面での開催は久しぶりです。本日は小学校長会・中学校長会・高等学校長会・特別支援学校長会と学校管理職組合・教職員組合と、4校種2団体でそれぞれの立場でリーダーシップを取られている皆様の集まりです。この機会がお互いに情報交換並びに交流の場になっていただけたら嬉しく思います。
 本日はお忙しい中、学校教育部担当部長 星野泰夫様に教育委員会を代表してご出席をいただいております。ありがとうございます。
 さて、本日の「連合研修会」は退職校長会が主催しておりますが、退職後にご活躍をされている団体・あるいは個人・皆様の情報交換の場でもあります。認定NPO法人教育活動総合サポートセンターや退職教職員の会そして学校教職員互助会、また通常KSDと言っておりますが、NPO法人川崎スポーツドリーマーズと、それぞれの代表の方にもご出席をいただいております。また、このような組織に所属しながら、生活をしている地元に目を向けますと、各町会自治にて町会長や民生委員等々社会福祉関係・社会教育振興に貢献されている方々も大勢いらしゃいます。先日の「万年青」232号でも7名の会員の活躍が紹介されおり大変うれしく思いました。
 組織により目的が違い取り組み方も違います。また退職後の生き方や年齢も違います。そんな違う中にあっても私たちには共通していることがあります。「共通していること」とは、何でしょうか。それは当然すぎて意識の中にはないかも知れませんが、川崎市の教員であったということです。学校教育部担当部長 星野泰夫様も中学校の校長先生を経験しております。ここにいる方々は全員川崎市の教員でした。みんな川崎で出会い川崎で助け合い支え合い、子どもたちのために 精一杯取り組んできた仲間なのです。先輩から学び仲間から助けられ育ちあってきた仲間です。退職後の生き方はそれぞれにありますが、かつて助け合った仲間が、学校の校種問わず行政と一体となって再び出会いこうして情報交換ができること、これこそ川崎の誇りでもあり川崎の特色でもあります。
 神奈川県各地区からはこのような取り組みに対し感心され、また賛辞もいただいております。「連合研修会」は大切にしていかなければならないと思っております。本日は午後にまでわたりますがどうぞよろしくお願いします。

                       川崎市退職校長会 会長 簗部敬彦
   感謝の心と 連帯の思いを込めて(就任あいさつ)
 令和5年度会長の重責を担うことになりました。力不足ではございますが新役員と共に力を合わせて取り組んで参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
 皆様ご存じのように川崎市退職校長会は、幼、小、中、高、特の全校種が一体となって組織されています。さらに現職校長会、行政をはじめ、教育関係諸団体との情報交換会など、連携が図られております。神奈川県下はもちろん全国でも類をみない特色かと思います。ここに先輩方の叡知と先見性に改めて感謝と敬意を表します。
 現在会員は八五三名になりますが、退職後他府県にて活躍されておられる方々も大勢おります。他府県に移られても会報などで生涯現役を貫いておられる活躍ぶりにふれ、元気をいただいております。かつて同じ釜のメシを食ってきた方々が、仕事に、あるいは趣味に、また自分の専門を深めるために精を出しておられることは、本当に素晴らしいことだと思います。
 しかし、それが出来ることはご家族の支えがあってのことです。ご家族の支えがあっての自分であることを忘れてはいけません。ご家族の支えに感謝、ご家族の愛に感謝です。
 総会において次の三つの視点を基本姿勢として取り組んで参りたいと挨拶をさせていただきました。
 一つめ「感謝の心と連帯感を込めて、みんなの力で組織の一層の活性化をはかりましょう」
 二つめ「一人がもう一人を合言葉に、誘い合って仲間を増やしましょう」
 三つめ「お互いに遠慮なく思いや考えを出し合って、懇親を深めながら川崎らしいみんなの退職校長会にしていきましょう」
 それには支部活動の充実がポイントかと思います。また、退職校長会のいろいろな集いを通じて、会員相互がより気軽に語り合える仲間関係になってくれることを期待します。感謝の心と連帯の思いを込めて。
 よろしくお願いいたします。

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